『やる気』と『予算』に見合ったDJ環境作り Part1
どうも、初めまして。管理人のゆゆゆと申します。
最近Twitterをしていると周りでアニクラが流行ってるっぽいですね。
クラブといえばやはり目がいってしまうのはDJの存在。憧れる方は多いですよね。(かく言う私もその一人)
↑上みたいな機材、DJコントローラーを触ってみてぇ!と思う人もちらほら増えた気がします。
ということで今回はタイトル通りアニクラからDJの世界に入ったアニソンオタクたちに、オススメのDJ機材を紹介していこうと思います。
とは言っても、全員が全員急にウン万もする買い物をぽんぽんできる訳ではありませんよね。
ましてや、DJという一見曲を再生してるだけのようにみえるけどかなり奥の深い世界。「俺にはセンスがなかったぜ...」といった感じで数万円をドブに捨てたくはないですよね?
なので私のこの記事ではタイトル通り、『やる気』と『予算』に合わせて、段階に分けて必要なものを紹介していこうと思います!(まあ、ぶっちゃけ普通に紹介してしまうと圧倒的にプロのDJ様が書いた記事のほうがよっぽど参考になるので...)
※尚、今回はPCDJコントローラーのみの記事となります。(恥ずかしながら管理人がCDJに疎いため)
初心者、入門者向けの記事ですので問題ないかと思いますが、一応ご了承ください。
①ぶっちゃけDJに必要なものは?
ということで、いきなり本題から話していこうと思います。
そして次の質問で大きく必要予算が変わってきますので、結構大事なところですね。
まず、皆さんがDJプレイをする。と言ってもいきなりクラブのど真ん前でギュインギュインとパフォーマンスするのは遠い話だと思います。
なので次の2択が多いと思われるので、それを前提に話を進めていこうと思います。
身内で集まってカラオケやスタジオでアニクラをしたい!
家でアニソンMIXなどを作りたい!
この2択ですね。
ちなみに私自身は後者が大きく影響してDJコントローラーの購入に至りました。(あとで自身の機材の話なども踏まえてお話します)
では、早速①から順にざっと必要なものあげていきましょう!
身内で集まってカラオケやスタジオでアニクラをしたい!方が必要なもの
- DJコントローラー(ないと始まらない) ¥20000~
- ノートPC(PCDJ前提のお話なのでこれもないと始まらない) ¥30000~
- モニターヘッドホン ¥5000~
この3点は必ず用意してください。
次のものは「あれば助かる」ものと「借りられる可能性がある」ものですので、まああるに越したことはないですね(笑)
- PC台(あると便利、理由は後述) ¥3000~
- DJコンケース(あると便利) ¥6000~
- モニタースピーカー(こちらは借りられる可能性があるもの。でも持ってると持ってないのでは練習するときに差が出てくる) ¥8000~
といった感じですね。
少なくとも
外で披露するとなればその分必要なものは多くなります。(もちろん後で最低限減らす選択肢もご用意しております)
これを「必要先行投資」と考えられるかどうかでDJを“本当にやる”かどうかのモチベーションにもなるかと思います。
それでは次に②に必要なものをざっとあげましょう。
家でアニソンMIXなどを作りたい!方が必要なもの
- PC
ぶっちゃけ以上です。(笑)
何故、こうなるかというと、MIX作るだけならDTMソフトやDJソフトで十分できちゃうからですね...
とは言ったものの、それだとあまりにも悲しいので、あくまで「DJらしくMIXを作るのに必要なもの」ということでざっとあげてみたいと思います。
- DJコントローラー
- モニタースピーカーorモニターヘッドホン(両方あると尚良い)
ですね。
まあ、家でやる分にはこれさえあれば全然大丈夫です。
人に見てもらいたいときは今はツイキャスやニコ生などの配信サービス、制作物ならSoundCloudのようなサービスもありますしね!
ざっと2種類の必要なものをあげてみましたが、まあ皆さんお気づきですよね。
「これ、外でやるもの全部買えば家は同じじゃね?」
簡単に言ってしまうとそうなります。
ただ私が今回詳しく掘り下げるのはそこからの「機材選び」なので、ここからはどんどん条件にあったものを紹介していこうと思います!
②実際に機材を見てみよう!
各メーカーの特徴とかニーズとかあげてはいきたいところですが、そうしてしまうと余計に初心者を混乱させそうなので、今回は私自身も実際触った、目にした中でいくつかDJコントローラーをあげていきたいと思います。
どんどん書いていくのでピンときたものはメモメモですよ~!
- Pioneer DDJ-RB DJコントローラー
まずはDJ界のパイオニア、Pioneer社(ややこしい)からDDJ-RBです。
なんといっても魅力なのがrekordbox DJというソフトがなんとフルバージョン(有料版)が最初から付属していること!
「何がすごいんだ?」と思う方もおられるかと思いますが、一般的にDJコントローラーに付属しているソフトはいうなればお試し版(それでも十分すごいのですが...)。
その常識を覆すべく、このDJコントローラー、もといPioneer社はなんとフルバージョンを付属させちゃいました!
なんとこいつ、正規で購入すると15000円(税別)もする...これが実質タダで手に入るって聞くと欲しくなりませんか??
そしてこのコントローラー、決してソフトだけがすごいコントローラーではなく、ハードウェアとしてもかなり洗礼されたモデル。
各つまみやジョグダイヤルの感度、パッドの大きさなどはハイエンド機とも同等のクオリティを実現し、マイク入力も、より高音質を追求し鮮明なサウンドを奏でます!
個人的な感想で行くとPLAY/PAUSEとCUEボタン(再生やループに必要なボタンと思ってください)が独立していて、CDJにに近い感覚で操作できるのも美味しいところですね。
- Pioneer DDJ-SB2 DJコントローラー
またまたPioneer社のコントローラーを紹介させていただきます。
「あれ?さっきと同じじゃない?」と思う方もおられると思いますが、こちらはDJ界で一番普及してると言っても過言ではないSeratoDJに対応したPioneerの入門機ですね。
ただし、入門機と書きつつも実は上級者でも満足行く仕上がり。
その理由の一つにこのコントローラー、なんとボタン切り替えで4デッキ仕様なんですね。この価格帯では信じられませんが、ほんとに使えちゃうんです。
あとはステレオ標準プラグが使えたりと、微妙にRBとの差はあるのですが、基本的なスペックは同じくらいですね。(使用感は結構違う)
どんどんDJやって、4デッキ使いたい、やるならSeratoでやりたい!という人にはこちらがオススメかもしれません。
Pioneer DDJ-SB2 DJコントローラー Serato DJ Intro 対応 ブラック (パイオニア DDJSB2)
- 出版社/メーカー: Pioneer
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
- Numark MixTrack Pro 3
お次は本場アメリカからの刺客、Numark社からMixTrack Pro3です!
実はこのコントローラーが僕の購入した初めてのコントローラーなので、少しだけ贔屓目も入るかもしれませんが、ご了承ください(笑)
ちなみに上位版の新作、MixTrack Platinumという4デッキ対応のコントローラーも出ていますが、基本的な部分は同じなのでこちらで説明させていただきます。
(一応リンクは張っておきます)
日本では圧倒的にシェアの大きいPioneer社の存在もあり、二番手と言われがちなNumark社ですが、凄まじい高コストパフォーマンスを発揮し、他の会社がやらないことをやっていくところがなんともアメリカらしい...そんなところに惚れ込んで僕は購入を決意しましたね。
という自分の話はさておき、このMixTrackPro3。Pioneer社のDDJシリーズや、他の製品とどこが違うか、簡単に説明させていただきます。
一番の特徴は「リボンコントローラー」と呼ばれる部分。ここはタッチパネルになっていて、タブレット端末でDJをするときのような、より直感的なプレイが出来ますね。
さらに100mmの大型ピッチスライダ。これも他社にはなかなかなく(普通は50mm)視覚的にも、より細かなプレイングが可能となります。
いろいろ書くと贔屓に思われるのでこのあたりで書き終えますが、DDJシリーズより約10000円ほど安く買えてこの機能なんですから十分オススメできます!
Numark Serato DJ Intro付属 DJコントローラー MixTrack Pro 3
- 出版社/メーカー: Numark
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
-
Numark Party Mix
お次も引き続きNumark社から発売のPartyMixです!
正直に言いましょう...私自身がこの記事を書くトリガーともなった、2016年DJ入門者おすすめアワード堂々の第一位(個人的感想)のこの商品、本当に色んな意味で凄いです!
ここまでのPCDJコントローラーが20000円~という中。なんとこいつ....
1万円で買えちゃうんです。
いやホントに(笑)
私も最初にこの商品をNumarkの新作発表で目にしたときは度肝を抜かれました...
まあでもここまで記事を読んでいただいた皆さんは、
「1万円?どうせ大したことないんでしょ?」
「機能制限めっちゃされてて、アンロックとか課金要素あるんじゃないの??」
と疑っているかもしれません...でもご安心を、この製品、普通にDJプレイを楽しむだけなら、上の商品たちと何ら変わりません。
ホットキュー、ループコントロール(オート&マニュアル)、サンプラー、エフェクト・コントロールもちゃんと行えるパッドや初心者に嬉しいSYNCボタンはちゃんと付いていますし、この価格帯にはありえないオーディオインターフェイスもばっちり内蔵されています。
1万円台のコントローラーはあるにはあったんですが、オーディオインターフェイスは内蔵されていなかったんですよね...それをNumark社はやってくれました。凄まじい...
難点をあげるとすれば、上記のコントローラーより二回りほど小さい(メリットになる場合もある)のと、電源ケーブルが直接つながってる(断線したら怖い)くらいですね。
あと、このコントローラーだけの機能といたしましては、PartyMixの名に恥じない、DJコントローラー初(?)のミラーボール付きです!
※イメージ図
このなんでも一緒くたにしちゃえ精神は「THEアメリカ」って感じがしますね(笑)
まあなんにせよたった1万円で本格的にDJプレイが始められるんですから、絶対損はないはずです!
Numark ミラーボール付き 2デッキDJコントローラー Virtual DJ LE付属 Party Mix
- 出版社/メーカー: Numark (ニュマーク)
- 発売日: 2016/08/22
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
- Pioneer DDJ-WEGO4
- Reloop BEATPAD2
- Native Instruments TRAKTOR KONTROL S2 MK2
Traktor : Djコントローラ : Traktor Kontrol S2 | 製品
ということで最後にドドンと3つまとめて簡単に紹介させていただきます!
一番上が、おなじみのPioneer社からDDJ-WEGO4。
その次が、Dirigent社からReloop Beatpad2。
そして最後に、Native Instruments社からTraktor kontrol S2 mk2。
何故この3つをまとめて紹介させていただいたかというと、なんとこの3つ、お手持ちのiPhone/iPadでもDJプレイが可能なんです!(WEGO4とBEATPAD2はAndroidでも可能)
もちろん、先に紹介していた、PCDJコントローラーとしても使用可能なので、若干値段は張りますが、ノートPCを持っていない人でも、スマホさえ持っていれば気軽に野外でDJプレイがすぐ始められるのは利点ですね!
ちなみにソフトウェア(アプリ)はWEGO4、BEATPAD2がDjay。
というソフトを使うので興味があればぜひインストールしてみてください♪
勿論、このソフトだけでもDJミックスを作ったり簡単なDJプレイは楽しめます!
Reloop リループ iOSデバイス対応DJコントローラ BEATPAD2 ビートパッド2
- 出版社/メーカー: Reloop
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
Native Instruments 2デッキDJシステム TRAKTOR KONTROL S2 MK2
- 出版社/メーカー: Native Instruments
- 発売日: 2015/08/08
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
以上で今回の記事は終了となります。
ここまで読んでくださった方、拙い文ではありますが、参考にしていただけたら幸いです。
なお、今回はPart1ということですので、Part2、Part3と今回踏み込めなかった部分も書いていこうと思うので、またご意見いただけたらなぁと思います。
(予定としてはPart2でコントローラー以外の必須アイテムの紹介、Part3では身内アニクラを開催するまでの運び、DJソフトの選び方などを考えています)
私自身、ブログを書くのも始めてだったので、レイアウトやその他もろもろお見苦しい点があったと思うので、そちらもまたこちらのページに感想などいただけたらなぁと思います。(特にはてなブログ利用者様!)
あまりブログの方向性は決まってないので、ダラダラと自分の普段興味を向けているものなどのお話ができたらな~と思っておりますので、また足を運んでいただけたら嬉しいです。
では、またPart2でお会いしましょう!