『やる気』と『予算』に見合ったDJ環境作り Part2
こんにちは、管理人のゆゆゆです。
前回に引き続きDJ記事第二弾です。
自分が思っていたより興味を示してくれる方が多く、書いてよかったな。と思いました(笑)
今回は、前回の最後に告知したように、DJコントローラー以外の必要なものを具体的に掘り下げていこうと思います。
「まだ前回の記事見てねぇよ!」って方がいらっしゃいましたら、どうぞこちらから。
まあ、注意書きや、この記事のターゲットは前回を見ていただくとして(軽い誘導)、今回の記事に移っていきたいと思います。
①自分のPCのスペックを確認しよう!
これ結構大切なんですよね。
DJソフトって勿論DJをする上で色々最適化はされているわけなんですが、昨今のPCDJの急速な進化でPCでだけでできることがものすごく増えた分、勿論機能面もかなり進化してるので要求スペックが大きくなってきたりします。
まずは、有名なDJソフトを例にスペック要求の方見ていきましょう。
- Serato DJの場合
今、業界No.1と言っても過言ではない利用率を誇るSeratoDJですが、まあまあやっぱりスペックがいりますね。
拡張機能を使う場合だとWindowsマシンですと、どうしてもCore2Duoでは不安定になったり、リアルタイムでちゃんと反応してくれなかったりします。
ちなみにMacbookを使っている方だと、2013年以降のモデルだと問題なく使えそうですね。
- rekordbox DJの場合
すみません...PioneerDJの機材を持っていないものでRekordboxは触ったことないのですが、なんとな~く要求スペックは高そうですね。
RAMが4GBって今では普通ですが、一昔前のPCとかだとなかなかそこまでないんですよね...(特にWindowsの旧世代機とかだと平気で1GB未満のものもある)
まあ、どちらにしてもOSはやはり最新のほうが良さそうですね。
もし、不安でしたらとりあえずご自身のマシンにインストールしてみて、試してみると良いかもしれません。
無料版でも十分遊べるので、是非DLしてみてください。
どうでしょう?まだPCお持ちでない方や、今から買い換えるつもりだった方は、どのくらいのスペックが良いかの指標になりましたでしょうか?
「おすすめのPCは?」と思う方もおられるかと思いますが、あえてここでは言及しません...
高額な商品ですし、必ずしもDJのときだけに使うという訳にはいきませんからね。(特にこのページを見ていただいてる方は)
強いて言うなら、やはりMacbookの方が利便性は高いです。
何と言っても持ち運びが楽で、DJソフトと親和性の高い「iTunes」が安心して使えるという点では強みだと思います。
個人的には13インチくらいが現場では使い勝手が良いんじゃないでしょうか??
②音周りの環境を揃えよう!
ということで、やっと実用的(?)なモノの部分にはいっていきます!
まあ、かっこよく書いた感じですがPart1で言ったように「モニターヘッドホン」と「モニタースピーカー」のことですね。
「モニター〇〇ってなんやねん!普通のと何が違うねん!」と思ったあなた。ご安心を。
用途、販売ターゲット、開発目的が所謂リスニングヘッドホン・スピーカーとは違うとは言われていますが、元を辿れば同じです。(元も子もないコメントですが)
ただ、DJを初めからやるとなると、クラブの重低音ウーファーや、音源の細かいビート、それらに順応していかなくてはなりません。
なので私は初めてDJをする方にはモニターヘッドホン・スピーカーをおすすめします。
元々音楽現場で使われるように開発されているので、言ってしまえば『癖がなく』扱えるのが一番の強みですね。
ということで実際私も使っている、比較的安価で買いやすく、それでいてスペックの高いヘッドホンを何点か紹介していきます!
- audio-technica ATH-PRO700mk2
ATH-PRO700MK2 | ヘッドホン | 一般製品 | オーディオテクニカ
まずは定番中の定番のこの子。
アニクラに行くとこれを着けたDJをたくさん見る気がしますってくらい普及率がすごい名機。
音もフラットですので、ベースラインやビートにすぐ反応でき、最大入力も3500mWですので心配が全くありません。
価格も手が出しやすい値段となっていますので、一度視聴してみてください。
-
Numark Red Wave Carbon
お次は、コントローラーでも目にしたNumark社。
まあ、色々手広く作ってくれていますね(笑)
どこで買っても大体8000円位なのですごく手が出しやすく、それでいてかなりのスペックなので、コスパはかなりいと思います。
まだ発売したばかりなので、私も実際現場で使ったことはないのですが、家で使っている限りでは、心地よくて、尚且つ強めに響く低音がかなりよく、音の線も太いので、ビートがくっきりわかるのが素晴らしいと思いました。
低価格帯ではかなりオススメなんじゃないでしょうか?
Numark DJヘッドホン 50mmドライバー 折りたたみ可能 Red Wave Carbon
- 出版社/メーカー: Numark (ニュマーク)
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
- SENNHEISER HD 25 PLUS
ゼンハイザージャパン株式会社 | SENNHEISER 製品 | HD 25 PLUS
ということでヘッドホン最後は私の一番愛用しているSENNHEISER社のHD25。
元々このヘッドホンは「HD25-1 Ⅱ」という商品名で長らく販売されていたのですが、こちらはそのリニューアル品となります。
勿論、スペックなどはそのままで、名機がそのまま帰ってきた!という感じですね。
所謂ドンシャリサウンドなんですが、このヘッドホンは不快感なく、むしろ心地よく聴けます。
DJプレイは勿論、普段のリスニングにも使える素晴らしいヘッドホンです!
それではお待たせしました。スピーカーの紹介ですね。
ただここは注意してほしいのが、あくまで「家で練習する用」です。
「おい!現場でつかえねーと意味ねぇじゃねぇか!!!」とツッコミがきそうですが、ご安心を。多分、今この記事を見ているあなたが現場でバリバリDJをしだすということは、もうしっかりとしたクラブやスタジオでやってると思うので、そちらに貸出のアンプとかが必ずあるはずです。まあ、元々身内アニクラ用の記事なので、広い現場にどうしても自分のスピーカーが持っていきたいという方はプロのDJの記事を参考にしていただければなぁと思います。
とはいいつつも、私自身も現場サイズのスピーカーには興味があるので、私がよく行くアニクラのDJさんが使ってるスピーカーを一つ紹介したいと思いますので、そちらもご参考していただければと思います。
一応価格順に紹介していこうと思います。
- MACKIE CR3
CR Series|Studiomonitors|Mackie Japan
まずは低価格で使いやすいコスパ抜群のこのスピーカー。
50wのアンプも内蔵してるので自宅~10~20人程度のハコだと十分に使えるのもいいですね。
音の解像度もよく、ツィーターとウーハーのバランスもいいので、よくあるドンシャリ感もなく、音源を素直に聞くことができるいいスピーカーだと思います。
入力端子も欲しいところはちゃんとあり、あとはこの価格帯ではありがたいL/Rの切り替えスイッチがあるのもいいですね。
ちなみにあと5000円位予算がある方は、これの上位機種であるCR4 もおすすめです。
MACKIE マッキー クリエイティブリファレンスモニター CR3 ペア販売 国内正規品
- 出版社/メーカー: MACKIE
- 発売日: 2014/10/22
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
- Pioneer S-DJ50X
S-DJ50X 5inch ACTIVE REFERENCE SPEAKERS (black) - Pioneer DJ
結構お値段は飛ぶのですが、お次はこの一機。またしてもPioneer社ですね。
もちろんこちらにも上位機種は存在するのですが、30000円レベルということであえてこちらを紹介させていただきます。
見ての通り(?)こちらのスピーカーは1台ずつの販売ですのでLR揃えるには同じのを2台買わなければいけないわけですね...
ですが、やはりPioneer社、この価格帯でも納得のいくスペックとなっています。
すべての帯域をバランス良く鳴らす『ABクラスアンプ』を搭載しており、最大出力は80w!
さらにDECO技術という、ツィーター部にある突起部分により、空間に幅広く音を広げることができるので、少し大きめのハコでも活躍できます。
- Electro-Voice ZLX-12P
Electro-Voice ( エレクトロボイス ) >ZLX-12P | サウンドハウス
↑公式の日本語ページがなかったのでサウンドハウスさんのページを使用させていただきました。
こちらがさっき言っていた、『現場でも活躍できるスピーカー』です。
お値段はかな~~~~り高くなりますが、実際の現場で使われてるのを見ると私も欲しくなったくらいに音がいいです。
さっきまで紹介していたのはいっても家庭用。
Electro-Voice社と言えばコンサートなどの機材も作っている会社なので、まずパワーが違いますね。
なんとこいつ、最大1000w!!
いやぁ...桁が違いますね..
しかもそれだけじゃなく、裏にLCDを搭載していてEQまでいじれちゃうんですね。
おまけにそれをプリセット保存できる...お金出すとここまで違うものなんですね...
ページに飛んでいただくと更に詳しい情報がありますので、参考にしてみてくださいね。
おまけ
友だちと遊んでて、丁度iPad持ってて、「ちょっとDJしてくれよw」って言われたらどうしますか??(どんな状況だよ)
そんなときに便利なのがBluetoothスピーカーです。
「Bluetoothって遅延出るしDJには向いてなさそう...」と思われがちですが、野外で電源が供給できなかったり、こういう一芸披露的な場面だとものすごく使えます。
しかも、Bluetoothスピーカーって音質云々より、音量重視なものが多いのでパワーは十分あるんですよ。
低価格のものでも一つ持ってると、ふとした時に役立つかもしれませんね。
Anker SoundCore ポータブル Bluetooth4.0 スピーカー 24時間連続再生可能【デュアルドライバー / ワイヤレススピーカー / 内蔵マイク搭載】(ブラック) A3102011
- 出版社/メーカー: Anker
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
VENSTAR ポータブル Bluetooth4.1 スピーカー ワイヤレススピーカー 高音質/充電式/軽量/マイク内蔵/通話可能
- 出版社/メーカー: VENSTAR
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
私自身が普段持ち歩いてる(?)2機種を紹介させていただきました。
コスパもかなりいいのでおすすめです。
③便利なアイテムを探そう!
今回の記事のラストになります、アイテム探し。
なんとなくRPGっぽく書いちゃいましたが、普通に必須機材+αも見てみよう。という内容です。
割とサクサク書いていくので、気になったことや質問があれば是非コメントください。
- コントローラーケース
持ち運びする方には必需品ですね。
ヘッドホンやケーブルも一緒に収納できる大容量のソフトケースタイプや、カッチリ固定して運べるハードケースタイプ、どちらもあるのでこれは好みで。
- ラップトップスタンド
これもあると便利ですね。
どうしてもDJやるときって机の上がケーブルや機材で埋め尽くされますし、ノートPCの誤操作なども防げます。
これは1500~4000円くらいで売ってるのでおすすめします。
Dicon Audio LPS-002 with clamps LAPTOP STAND ラップトップスタンド
- 出版社/メーカー: Dicon Audio
- メディア: エレクトロニクス
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キクタニ ラップトップスタンド PCDJスタンド ベーシックタイプ LT-100 ブラック
- 出版社/メーカー: キクタニ
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 4人 クリック: 14回
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- スピーカースタンド
これは使いたい現場によっても違いますし、完全に趣味レベルで考えていただいてもらって大丈夫です(笑)
まあでもあると音が遠くまで響きやすいですし、机のスペースも確保できていいですね。
こんなこと言うのもあれですが、たかがスタンドでも結構なお値段するので、まずはケースなどにお金は使いましょう(小声)
ハヤミ工産【TIMEZ】NXシリーズ 小型スピーカースタンド [2台1組] NX-B300
- 出版社/メーカー: ハヤミ
- 発売日: 2010/08/01
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 3人 クリック: 4回
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ということで今回の記事はこれで終わりです。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
今回はざーっと紹介していくだけだったのでもしかしたら見づらい部分もあったかもしれませんが、またご指摘やご意見いただけたらうれしいです。
2回に渡って自分がDJコントローラーを初めて手にした時を思い出しながら書いてみましたが、まだまだ未熟な部分も多く、いろいろ調べたり、実際現場で活躍しているDJさんに質問してみて、いろんな事が知れたので、私自身もいい勉強になったなぁと思います。
今後もまたDJ記事のネタがあれば書きたいなぁと思うので、その際はまた足を運んでいただければとおもいます。
では、また次の記事でお会いしましょう。管理人のゆゆゆがお送りしました。